皆さんこんにちは! 兵庫 高砂の和膳松たにです。
新潟の錦屋酒店さんに、今のおすすめの地酒を送ってもらいました!
前回、錦屋酒店さんを訪れた時はちょうど『あべ』が入ったばかりで、ラッキーなことに手に入れることができました。
今回は無くて当然で、お電話させていただいたところ、2,3日で入荷するとのことで、タイミング良く、当店人気№1だった貴重な『あべ』をまた手に入れることができました。
『あべ』とあと3本を、飲み比べて違いがあるものでお願いして選んでいただきました。
気になっていた、当店人気№2の『至』の火入れタイプがでていて、売り切れてしまっていましたが、逸見酒造さんから車で20分の酒屋さんから送ってもらえました。
今回の飲み比べセットは『至』を除き4種類にします!
・〆張鶴(しめはりつる) 純米吟越淡麗 180ml 990円 90ml 495円
1年に1度9月に蔵出しする、秋の限定酒。
上品な香りと、すっと抜けるキレの良さ!口当たりも柔らかく、舌触りも軽やかで、口に含むと豊かな旨味がゆるやかに広がり喉越しはすっきりとしていて、つい杯がすいすいと進む美味しさ。
酒米 村上市産越淡麗 アルコール分16度 酸度1,4 日本酒度+2 精米歩合50%
・清泉 七代目(きよいずみ ななだいめ) 純米吟醸生貯蔵酒 180ml 770円 90ml 385円
現社長七代目が手掛ける逸品。10月蔵出し。
ひと夏じっくりと熟成して優しい香りが花開き、円やかな味わいに深みが加わりました。
酒米 兵庫県産山田錦 アルコール分15度 精米歩合55%
・あべ 純米吟醸生Vol1おりがらみ 180ml 880円 90ml 440円
あべ待望の新酒蔵出しです。仕込みロットにより微妙に味わいが変わります。
日本酒初心者のかたにも飲みやすいジューシータイプ。旨味・味わいがダイレクトに伝わってきます。
酒米 新潟県産五百万石 アルコール分14度 精米歩合60%
・真綾 至(しんりょう いたる) 純米吟醸 180ml 880円 90ml 440円
佐渡で一番小さな酒蔵。少ない人数の中手間暇かけたこだわりの造り。そしてなんといっても『至』の良さは、香りと軽快さ。前回の火入れタイプ。
酒米 山田錦 アルコール分15度
・真野鶴(まのつる) 大吟醸生原酒 180ml 990円 90ml 495円
洋梨系の華やかな吟醸香と芳醇な甘みが楽しめます、ロックでもいいくらい濃厚な無濾過生原酒。
酒米 佐渡産米越淡麗 アルコール分18,5度 酸度1,3 日本酒度+2 精米歩合50%
4種類の味わいが楽しめる、飲み比べセットは 〆張鶴・清泉七代目・あべ・真野鶴を各グラス50ml4種類で1100円とさせていただきます。
10月より各蔵の価格改定により値上げが行われているのですが、据え置き価格でご提供させていただきますよ。
どれも大変貴重な手に入りにくい美味しい地酒ばかり!和膳松たにの料理と一緒に秋の地酒を楽しんでみませんか?
ではまた錦屋酒店さんのHPより、初登場の蔵元さんをご紹介させていただきます。
真野鶴【佐渡市 尾畑酒造】
1892年佐渡市(旧真野町)に創業。酒造りでは、自然の濾過の恩恵により地上に湧き出す軟水を仕込み水に使い、徹底した減農薬栽培を行っている農家が作る五百万石・越淡麗の酒米で良質な酒を醸しています。
また、冬期間は蔵人泊まり込みによる早朝仕込みを実践。手間暇を惜しまず“手造り”を守り続けるのが蔵人たちのこだわりです。2009年からは普通酒の製造を廃止し、特定名称酒に特化した高品質の酒造りを行っています。
〆張鶴【村上市 宮尾酒造】
1819年に村上市に創業。村上市は新潟県の県北に位置し、鮭が遡上するとして有名な三面川が流れています。また、蔵のある山辺里(さべり)地区は五百万石や高嶺錦など良質の酒造好適米を産出する米どころです。この酒造好適米ときめ細かな甘みをもつ三面川の伏流水を仕込み水として〆張鶴は醸されます。
蔵元は、超甘口の三増酒が全盛の昭和40年代に全国に先駆けて純米酒「〆張鶴純」を発売し、その後、他蔵に先駆けて醸造用糖類の添加を廃止しました。常に最高の品質を追求している志豊かな酒蔵です。
清泉【長岡市 久須美酒造】
1833年長岡市(旧和島村)に創業。酒蔵の裏山には老杉が立ち並び、そこからは清く澄んだ湧き水がこんこんと湧き出でています。この名水を仕込み水に使っています。また「不世出の米」といわれた「亀の尾」を復刻させた蔵でもあります。この米・酒造りが漫画「夏子の酒」のモチーフとなっています。酒造りの第一歩である原料米処理に力を入れ、麹造りでは蔵元秘伝の「蓋麹」を使い、酒母造りではひと手間かけた「汲み掛け」の手法を取り入れています。このような造りだからこそ、透明感のある柔らかな酒に仕上がっています。
ここまで見ていただいてありがとうございます。実はお酒をほとんど飲んだことがなかったのですが、それぞれの酒蔵のこと、造り方や日本酒用語のことを調べているうちに、どんどん日本酒の魅力に引き込まれています。美味しい地酒で楽しくお食事していただけたらと思います。