ここまでみていただいて、ありがとうございます。
何故、和膳松たにに新潟のお酒を置いているのか
不思議に思われた方いらっしゃいませんでしたか?
しかも、日本中に数々の地酒がある中で
加古川と新潟だけとは、また偏ってますよね。
高砂にも西谷酒造さんが、当店のある米田町内にあった
のですが、廃業されてしまったので、その次に近い加古川
の岡田本家さんの「盛典」を置いています。
その次に近い所ということでの稲美町の井澤本家さんの
「倭小槌」も置いています。
サッカーの中田選手が訪れ、大変気にいられていたのです
が、ここも廃棄されてしまいました。
今当店にある井澤本家さんの「倭小槌」「まごころ」は
幻の酒といえるのでしょうか。
新潟にどんなご縁があるかといいますと、私の娘が新潟
に進学しまして、ことあるごとに、新潟を訪れた際、新潟
の日本酒を買って帰るということになりました。
4年間のうち昨年度は、佐渡島に住んでいたので、佐渡のお
酒もたびたび登場しています。
先月一旦卒業式を迎え、もう新潟に来ることは無いかなぁ
新潟のお酒をお店に置くこともないかなぁと思い、いつも
お世話になっている、錦屋酒店さんに短い挨拶をして帰っ
て来ました。
がしかし、新しいお酒の蔵出しのお知らせを
見た瞬間にすぐに、また注文をしてしまいました。
一つの酒蔵さんが、色々なお酒を出しているので、新し
いお酒が出来ると、試さずにいられなくて…
なかなか終わりがありません。
ご縁があって新潟のお酒を知ることになって、日本酒の奥
深さを知るきっかけになりました。
まだまだわからないことばかりですが、当店のお料理と共
に、蔵出しされたばかりの珍しい限定酒を、お楽しみいた
だけると幸いです。