飲み比べセットの4本目入荷しました!

6月の酒

 

皆さんこんにちは! 兵庫 高砂の和膳松たにです。

いよいよ梅雨の季節が始まりますね。

ジメジメするこの季節に、新しい夏限定酒や、珍しい辛口の新潟の地酒をぜひお試しくださいませ!

よ~く冷やしてお待ちしております。

ご紹介するお酒は、すべて蔵出しされたばかりです。



うたしろラベルうたしろ裏

・雅楽代(うたしろ) 試験醸造~2nd~ 

 〔天領盃酒造 佐渡市〕

 酒米 新潟県産

アルコール分 14.5度(原酒)

初めて挑戦した辛口。非公開ではありますが+8という日本酒度。

そしてグルコース(ブドウ糖=甘さ)を最大限にそぎ落としました。

超辛口ですが雅楽代らしい、まろやかさやほんのりとしたやさしい甘さを融合させた集大成的なお酒に仕上がりました。


八海山ラベル八海山裏

・八海山 特別純米原酒

 〔八海醸造 南魚沼市〕

麹米 五百万石55% 掛米山田錦他55%

アルコール分 17.5度

「冷専用酒」。冷たく冷やしてお飲みいただくこの酒は、冷やしたときに深い味わいと清涼感のある香りをお楽しみいただくため、瓶詰めの際に火入れをせず「生詰」にしています。

長期低温発酵もろみによる、ふくよかで気品のある香りをお楽しみいただけます。


北雪ラベル


・北雪 純米吟醸 Ver.N

 〔北雪酒造 佐渡市〕

原料米 越淡麗(佐度産)100%

アルコール分15度 日本酒度+2.7

新潟の醸造試験場が開発したG9酵母で仕込みました。辛口に仕上がりキリッといただけます。後に広がる旨味もあり、バランスがとても良い。




それでは、初めて登場の酒蔵さんをご紹介させていただきます。

  

_____ 天領盃酒造 ____

天領盃酒造


温故知新~新たなステージを目指して~

2018年3月 24歳の若さで加登仙一氏が天領盃酒造をM&Aし、業界最年少蔵元になりました。将来は「世界で仕事をしたい!」と漠然と考えながら、大学在学中にスイスに留学。その留学先で転機が訪れました。みんな自国の自慢をする中で、加登氏は、日本のことを語れなく…悔しい思いで、帰国しました。その後、日本の文化を学びなおす中で、一番興味をもったのが日本酒業界でした。どんどん低迷していく日本酒業界をどうにかしたいという思いで、新たなステージを歩み始めたばかりの蔵。
朱鷺が飛び交い、四季がもたらす自然豊かな佐渡で、「呑み手が主役で、ずっと寄り添える存在」となる新ブランド「雅楽代」を立ち上げ、ブラッシュアップ中。


天領盃酒造さんのHPをみて、「酒造りへの想い」に感動してしまいました。一部になりますが抜き出させていただきました。

天領盃

2023年6~7月の国内線JALファーストクラスの機内酒に、雅楽代~瑞華~(ずいか)が採用されています!




___ 八海酒造 ___

八海醸造

大吟醸の造りを他の造りにも応用し、普通酒から吟醸造りに



1922年南魚沼市(旧六日町)で創業。日本二百名山の一つ八海山の麓にあり、最高級の魚沼産コシヒカリの産地です。蔵から数キロ離れた山麓にある岩の間から、勢いよく噴き出してくる水を水源としたものを仕込み水にしています。また酒米については、品質・産地を選び抜き、酒造好適米が半分程度という高い割合です。
大吟醸の造りを他の造りにも応用し、普通酒から吟醸造りにしています。そのため、上品でいくら飲んでも飲み飽きしない、美味しいお酒に仕上がっています。



ここまでみていただいて、ありがとうございます!

生酒・生貯蔵酒・生詰めの酒・生原酒と「生」とつくものがたくさんあって、違いを調べてみました。


生酒……火入れを行わないもの

生貯蔵酒……出荷前のみ火入れを行ったもの

生詰めの酒……貯蔵前のみ火入れを行ったもの

原酒……加水を行わずそのままの状態で出荷するお酒

生原酒……原酒で火入れをしていないもの

無濾過生原酒……さらに濾過していないもの


と簡単ではありますが、製法の違いがあり、とにかく「生」とつくとフレッシュな味わいに仕上がっているということですね。